2013年6月28日金曜日

生きてる化石ーメタセコイアー

生きている化石といわれるメタセコイアに
たくさんの球果がついてました(・0・。) おぉっ!

球果:裸子植物の、特に松・杉などの針葉樹がつくる果実,
簡単に言えばマツポックリのことです

 今日はちょっと真面目に解説します!

「生きた化石」として知られているメタセコイアは,1941年に大阪市立大学教授の三木茂博士によって学名登録されました.「メタ」とは「少し変った」という意味で,メタセコイアは「少し変ったセコイア」ということになります.セコイアは,中生代ジュラ紀から新生代古第三紀に繁栄し,現生種のセコイア・センペルビレンスはカリフォルニア州の国立公園に樹高100メートル,直径10メートルにも達する巨木として存在しています.
 三木博士は,日本各地の新生代の地層から多産するセコイアの仲間の化石の中から「少し変った」性質をもつものを新属として分類し,メタセコイアと命名しました.それから5年後,絶滅したと考えられていたメタセコイアの現生種が中国で発見され,しかも化石にみられる特徴が生きている木でそのまま確認されたことから,「生きた化石」として一躍有名になりました.
 その末裔が植樹され大阪市立大学の中にもたくさん生えています!ぜひ見に来てください♪

かわいいなぁと思って写真を撮りながら
木の下でウロウロしてたら,
カラスに襲われました…ギャフン(´;ω;`)